【初心者でもできる】トールペイントで布に描く。道具・描き方・注意点を分かりやすく紹介します。

布に描くために必要なもの

布描くために必要なものを紹介します。

  • 絵具
  • メディウム
  • 厚紙
  • 固い板
  • スタイラス
  • トレーシングペーパー
  • チャコペーパー
  • キッチンペーパー
  • まち針

順番に紹介していきます。

無地の布。例えば、布の袋やバッグ・クッションカバー・エプロンなどに描けます。
傘に描く場合、綿ならばはがれにくいです。

 

絵具とメディウム

(デルタ)セラムコート・アメリカーナ・ジョソーニャなどの絵の具にメディウムをミックスして描けます。
ソーソフト・セタカラーはそのまま描ける絵具です。

 

メディウムは、ファブリックメディウム・テキスタルメディウム(ジョソーシャ)は絵具をミックスして描きます。

描く絵によって号数や、種類を選びますが、ナイロン筆で描きます。

 

厚紙

描く時に絵具が下の布に色移りしないよう用意します。
厚みの紙でしたら、家の中にあるものでかまいません。私は、きれいな段ボールの紙を手ごろな大きさにカットし、使っています。

 

硬い板

図案を写しやすくするために使います。例えば、下敷きのようなものを利用します。

 

スタイラス

転写の時に使います。

 

トレーシングペーパー

図案を写す時に使います。

 

チャコペーパー

布に転写する時に使います。
布の色にもよりますが、白地でしたら黒、色の濃い布でしたら白にするとよいでしょう。

 

キッチンペーパー

筆の水分を拭き取ります。
自宅の台所にあるキッチンペーパでかまいません。

 

まち針

図案を写しやすいように、トレーシングペーパーを布に留めます。お裁縫箱からちょっとお借りします。

 

描き方

【STEP1】描く前の布の下準備をします

①布を水洗いします。


私は、洗濯機で洗剤・柔軟剤なしで洗濯します。
糊が強く入っていたり、冬の寒い時期はぬるま湯で手洗いをしています。



なぜ?

布に付いている糊を除くためです。

布が縮む場合があるためです。

 

②乾いたらアイロンでシワを伸ばします。

乾いたらアイロンでシワを伸ばします。
シワを伸ばすと、図案を写しやすくなるからです。

 

ちなみに、私は生乾きの状態でいったんアイロンをかけています。
そうすると、アイロンをかけた後の仕上がりが良くなると感じています。

【STEP2】図案を転写します

図案を転写する時に準備することは3つあります。

  • ①布の下に固い板を敷く
  • ②トレーシングペーパーを待ち針で留める
  • スタイラスで転写

①布の下に固い板を敷く

布の下に固い板を敷きます。

 

なぜ?

スタイラスで図案を写しやすくするためです。

 

②トレーシングペーパーを待ち針で留める

図案を写す時にトレーシングペーパーを待ち針で留めます。

 

なぜ

図案が動かないようにするためです。

スタイラスで転写

トレーシングペーパーの上にグラファイトペーパーを差し込み、ビニールを1枚置いて転写します。

 

なぜ

トレーシングペーパーがスタイラスで転写する時に破れにくくするためです。

 

オススメ

セリア(100均)の『厚口トレーシングペーパー』がオススメ。

厚めで破れにくいので、スタイラスで転写するには使いやすいです。

【STEP3】布にペイントします。

布にペイントをします。
布にペイントする際は、ペイントとメディウムをミックスする必要があります。

ミックスするペイント・メディウムは、どの組み合わせでも大丈夫です。
例えば・・

などなんでもOK



 

注意点

筆は一度水にくぐらせてから描きます。

その後、その水分はしっかりキッチンペーパーでふき取ってから描いてください。

 



なぜ

水分があると、にじむからです



補足

ソーソフト(デコアート社)、セタカラー(ペペオ)のファブリック用のペイントは、そのまま描けます。

【STEP4】アイロンで熱処理します。

描き終えたら、当て布をして、アイロンで熱処理をします。



なぜ

絵具が定着し、洗濯をしても色落ちしなくなるからです。



補足

ソーソフトのペイントは、アイロン不要です。

 

あとがき

布は木に描くよりも、注意するところを守っていただければ、気軽に描けるものです。


仕上がりが柔らかい感じになり、木と違ったやさしい作品になると思います。
どうぞ楽しんで描いてくださいね。

綿棒はトールペイントで大活躍~トールペイントに必要な道具~

タイトル画像

トールペイントというと「道具をそろえるのが大変・・・」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

必要なものを調べて、何でも買うのはお金もかかりますし、どこまでそろえればいいのかも分からず困ってしまうことも・・。

実は、トールペイントに必要な道具の中には「入手がかんたん」だったり「すでに家にある」ものもあります。

今回は身近で、入手もかんたんな「綿棒」を紹介したいと思います。

 

トールペイントで綿棒が活躍?

「綿棒」といえば、耳かき、掃除などで使うイメージが強いと思います。

「綿棒がトールペイントで活躍・・?」と不思議に思うかもしれません。

実は、トールペイントで作品を描く時に使う頻度が多い道具の一つです。

 

トールペイントで綿棒が活躍するのはこんな時

トールペイントで綿棒が活躍するのは次のような場面です

  • ペイントが図案からはみ出してしまった時
  • 手に付いたペイントで描いている絵を汚してしまった時

こんな時に綿棒が大活躍します。

ペイントが図案からはみ出してしまった時

描いている時、慎重に描いていても図案からペイントがはみ出してしまうことってありますよね。

トールペイントに慣れていない方だとどうしていいか分からず焦ってしまうかもしれません。

そんな時に綿棒を使うと解決してします。

 

手に付いたペイントで描いている絵を汚してしまった時

知らず知らずのうちに手にペイントが付いていることがあると思います。

手にペイントが付いている状態で描いている作品に触れてしまうと、絵が汚れてしまうことも・・・

慌てて対処しては、かえって絵が汚れてしまい、ガッカリしてしまいます。

この場合も、綿棒で汚れを取り除けば解決します。

 

綿棒の使い方

「図案からペイントがはみ出してしまった時」「手に付いたペイントで描いている絵を汚してしまった時」の綿棒の使い方を紹介します。

使い方は2ステップです。

  • ①綿棒の先に水を含ませる
  • ②ペイントを取り除きたいところを綿棒の先でこする

これだけです。

 

ほとんどの場合、図案からペイントがはみ出すのは、細い部分です。

ペイントがはみ出してしまった時は、水をふくめた綿棒の先で、ほんの少しこすりましょう。

すると、消したいところだけ、消すことができます。

綿棒は200本入りなど、たくさん入っている物が多いので、気にせず使うことができます。

 

あると便利なもの

綿棒を使う時にあると便利なものが、水入れです。

普段は筆に付いたペイントを落とすものですが、綿棒に水をふくめる時にも重宝します。

図案からペイントがはみ出てしまう時、手に付いたペイントで絵を汚してしまう時というのはいつ起こるか分かりません。

そんな時、とっさに綿棒で修正するためにも、すぐに水をふくめることの出来る水入れがあると良いと思います。

 

綿棒の入手方法

あまりにも身近で紹介するまでもないかもしれませんが・・・入手方法を紹介します。

お店で入手したい方でしたら、ドラッグストアや100円ショップなどどこでも買うことができます。

値段が安いのに量も多いので、1つあれば長く使えます。

 

Amazonなどのネットショッピングサイトでも購入できますので「買いに行く暇がない・・」という方も手に入れることができます。

(送料を考えると、実店舗で買った方が良いかもしれません)

 

あとがき

今回は、トールペイントで必要な道具として「綿棒」を紹介しました。

綿棒は、満足の行く作品を仕上げるためには必ずといっていいほどの道具です。

 

これからトールペイントを始めたいと思っている方は、身近に入手できる道具を活用してみてはいかがでしょうか

ペーパーパレットの使い方と代用品を紹介~トールペイントに必要な道具~

トールペイントに必要な道具を紹介します。

今回は、ペーパーパレットです。

 

「そもそも、ペーパーパレットってどんなもの?」「どうやって使うの?」というような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

そういった疑問を解消するだけでなく、ペーパーパレットのお得な代用品も紹介したいと思います。

 

これからトールペイントを始めたいと思っている方、トールペイントに必要な道具をこれからそろえようとしている方に役立つ情報になると思います。

 

ペーパーパレットについて

「ペーパーパレットって何?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ペーパーパレットはかんたんにいうと「水を通さない使い捨ての紙」です。

 

「水を通さない」ので、ペイントを置くことができますし、「使い捨ての紙」なので、気兼ねなくどんどん使うことができます。

 

ペーパーパレットを使う場面

ペーパーパレットは絵具を置く時や混ぜる時に使います。

何色ものペイントを置き、それらをミックスしたりします。

そのほかにも、下地剤や仕上剤を置いたり・・・と何枚もパレットを使います。

 

トールペイントで作品を描く際には必要なものです。

 

ペーパーパレットの入手方法

「ペーパーパレットが何か分かったけど、どこで買えばいいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ペーパーパレットは大型のホームセンター(トールペイント用品売り場があるようなところ)で買うことができます。

とはいっても「トールペイント用品がおいているようなお店が近くに無い・・」という方も多いはず。

 

そんな時は、インターネットショッピングサイトを活用していもいいかもしれません。

Amazon楽天市場などの有名なショッピングサイトを見てみると、かんたんにペーパーパレットが見つかります。

「忙しくて買いに行けない・・」という方もストレスなく入手できると思います。

 

実はペーパーパレットは代用できる

ペーパーパレットの入手方法を紹介しましたが「ちょっと高い・・・」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

ペーパーパレットは作品を描く時に何枚も使います。

もったいないと思って節約して使っていると、ペイントのミックスがうまくいかず、結果として満足した作品を描くことができなくなってしまいます(もったいない)

 

そうならないためにも、気兼ねなく使えるペーパーパレットがオススメです。

 

その方法が「身近なものでペーパーパレットの代用をする」ということです。

 

ペーパーパレットを代用するならこれ

ペーパーパレットを代用するのにオススメなものはこの2つです。

  • 食品トレー
  • 牛乳パック

どちらも普段の生活をしているとゴミとして出てくるものだと思います。

これらを活用すれば、トールペイントのペーパーパレットを購入しなくてもペイントを楽しむことができます。

 

食品トレー

食品トレーというと買い物をすると自然と増えていってしまいます。

「お肉」「お魚」・・・など買い物をする方にとってはおなじみのものです。

 

普段では「ゴミ」のイメージが強いですが、ペーパーパレットとして使えると思えば、とてもありがたい存在になります。

食品トレーをペーパーパレットの代用にする場合は、よく洗い、乾かしてから使ってください。

 

牛乳パック

牛乳パックもペーパーパレットの代用品として使えます。(普段はこちらをペーパーパレットの代用として使っています。)

牛乳パックというと「牛乳」を買う方にはおなじみのものです。

 

牛乳だけでなく「コーヒー」「ジュース」「お茶」など様々なところで牛乳パックが使われているので、入手もしやすいと思います。

 

牛乳パックペーパーパレットの作り方

「牛乳パックでペーパーパレット」というと、何となく使えそうな気がするけど・・・「どうやってペーパーパレットにするの?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。

牛乳パックペーパーパレットの作り方を紹介したいと思います。

 

必要なもの

牛乳パックペーパーパレットを作るのに必要なものはこの2つです。

  • 牛乳パック
  • ハサミ

つまり、ハサミがあればだれでも作ることができます。

 

作り方

牛乳パックペーパーパレットの作り方を紹介します。

 

よく洗って、乾かした牛乳パックを切り開きます。

矢印の方向にハサミで切っていきます。

 

注意!

牛乳を飲み終わった後の牛乳パックはすぐに水洗いしましょう。

※よく洗えば、牛乳の臭いは残りません。

次は、矢印の方向に切っていきます。(牛乳パックの底の部分を切り取ります)

 

牛乳パックの底が切り取れたら、次は、牛乳パックの上部(口の部分)を切り取っていきます。

 

牛乳パックの切り取りが終わりました。

牛乳パックの「底の部分」と「口の部分」は不要なので、捨ててしまいます。

 

切り取るところが分かりやすいので、そこまで時間がかからないと思います。

牛乳の消費が多い方はぜひ試してみてください。

 

あとがき

 

今回は、トールペイントに必要な道具として「ペーパーパレット」を紹介しました。

ペーパーパレットは、トールペイントで作品を描く時には必須の道具です。

ペイントを置く時、ペイントを混ぜる時など何枚も使うものなので、気兼ねなく使えるのが一番かな、と思います。

市販のペーパーパレットを購入して使ったり、代用品を使うなど、やり方は自由。

自分が描きやすいものを試してみてください。

タッククロスの使い方・入手方法を紹介します。~トールペイントに必要な道具~

メイン画像

トールペイントに必要な道具を紹介します。

今回は『タッククロス』です。

 

タッククロスは、とても便利な道具です。

 

これからトールペイントを始めてみようと思ったけれど「タッククロスが何か分からない」という方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

この記事を読めば「タッククロスが何なのか」分かるようになると思います。

 

タッククロスについて

「タッククロスって何?」という方もいらっしゃるかもしれません。

かんたんにいうと、タッククロスは「粘着性のある布」です。

 

タッククロスを買うと分かるのですが、ビニール袋に包装されています。

タッククロスの粘着性がとてもあるので、ビニール袋から取り出しにくいです。

・・・そのくらい粘着力があります。

 

タッククロスを使う場面

タッククロスを使うタイミングは『サンディングの後』です。

サンディングの後は、下地剤を塗っていきますが、白木に木の粉・ホコリが付いているときれいに塗ることができません。

そこで、タッククロスの出番です。

タッククロスでサンディング後の白木に付いた木の粉・ホコリをきれいに取り除くことができます。

 

タッククロスの使い方

タッククロスの使い方は「木の粉・ホコリを拭き取る」だけです。

 

本当に拭き取れたか気になるかもしれませんが、タッククロスの色を見ればすぐに分かります。

タッククロスで木の粉・ホコリを拭き取ると、もともと白い布が黄土色に変わります。

目で見て分かるので、効果を実感できると思います。

 

ちなみにタッククロスはベタベタした手触りなので、使っていると手がベタついてしまします。

「ちょっと気持ち悪い・・」と思ってしまいそうですが、使用後に手を洗えばベタベタが取れるので心配ありません。

 

どのくらい使えるの?

白木の木の粉・ホコリを取り除くことのできるタッククロスですが「どのくらい使えるの?」というのも気になるところだと思います。

 

「粘着力がすぐになくなって、使えなくなってしまうのでは・・」と思ってしまいそうですが、そうでもありません。

 

タッククロスは、粘着力が無くなるまで何度でも使えます。

作る作品数にもよりますが、少なくても数年は使える印象です。

 

タッククロスを何度も使っていると、黄土色から色が濃くなっていきます。

その色の変化は「人に貸すには・・・」と躊躇してしまうほどです。

(借りる方も躊躇してしまうかも)

 

ちなみに、使い終わった後はビニールに入れて空気が入らないように保管してください。

 

普段使っているタッククロスを紹介

タッククロスの紹介をしたところで「どのタッククロスがいいの?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、普段使っているタッククロスを紹介します。

 

「どのタッククロスを買えばいいか分からない・・・」という方は参考になるかもしれません。

 

どこで買えるの?

タッククロスを欲しいと思うと同時に「どこで買えばいいの?」と感じる方のために、入手方法を紹介します。

 

タッククロスを実店舗で買うなら、大型のホームセンター(トールペインティング売り場があるようなところ)に行くと手に入ると思います。

 

とはいっても「近所に大型のホームセンターが無い・・」という方も多いはず。

そんな時は、インターネットショッピングで買う方法もあります。

 

送料がかかってしまうかもしれませんが、いろいろなお店に行って探す手間がかからないだけでなく、お家まで届けてくれるのはありがたいです。

 

 

あとがき

今回は、トールペイントに必要な道具として「タッククロス」を紹介しました。

タッククロスを使えば、サンディング後の白木を簡単にきれいにすることができます。

木の粉・ホコリをきれいに取り除けば、その後に塗る下地剤もきれいな仕上がりになります。

 

とても便利な道具なのに、長く使えるのでとても重宝する道具のひとつです。

 

消しゴムを使う時の注意点とオススメの消しゴムを紹介~トールペイントに必要な道具~

トールペイントに必要な道具を紹介します。

今回は消しゴムです。

消しゴムというと、えんぴつやシャープペンで書いた文字を消す時に使うイメージですが、トールペイントでも使います。

トールペイントで消しゴムを使う場面やおすすめの消しゴムなど、気になることが多いと思います。

今回は、そんな身近だけれども奥が深い「消しゴム」を紹介したいと思います。

 

トールペイント初心者の方、これからトールペイント用品をそろえる方に役立つ情報だと思います。

 

消しゴム

消しゴムは誰でも持っていると思いますので、トールペイントの中で一番といっていいほど、そろえやすい道具だと思います。

 

消しゴムには「固い消しゴム」「ねり消し」があります。

 

「どの消しゴムがいいの?」と思うかもしれませんが、お好みで使いやすい消しゴムを選べば大丈夫です。

 

消しゴムを使う場面

「消しゴムはいつ使うの?」「何かを消すのは想像が付くけど・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

消しゴムを使うのはこのような時です。

グラファイトペーパーで図案を転写した下絵のラインを消すとき」

 

ゴシゴシと消していくと、ラインをきれいに消すことができます。

 

消しゴムを使う時の注意点

消しゴムを使う時の注意点があります。

それが「絵具が定着してから消すこと」です。

 

絵具が定着していない状態で消しゴムを使ってしまうと、絵具が剥がれてしまうからです。

せっかく描いた絵具が剥がれてしまっては台無しです。

そうならないためにも、絵具が定着するまで待ってから消しゴムを使うようにしましょう。

 

また、消しゴムで消した後は、カスが出てしまいます。

カスはきれいに取るようにしましょう。

 

ちなみに、ねり消しはカスが出ませんので消した後のカスを取る必要がありません。

 

おススメの消しゴムはこれ

「固い消しゴム」「ねり消し」があって「どれにしたら良いか分からない・・」と迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

おススメは、固い消しゴムです。

固い消しゴムを使うと、消す時に力を入れやすいので、きれいに消えます。

 

固い消しゴムの中でもオススメなのが「ケシケシくん」です。

他の消しゴムでも消すことはできますが、ケシケシくんの方がきれいに消えると感じています。

 

ケシケシくんは、大型のホームセンター(トールペイント売り場があるようなところ)で置いていますが、見つけるのが難しいかもしれません。

送料がかかってしまいますが、インターネットショッピングで買うのも一つの手かもしれません。

 

あとがき

今回はトールペイントに必要な道具として「消しゴム」を紹介しました。

消しゴムは誰でも持っていると思うので、準備がとても簡単だと思います。

 

消しゴムは種類があるので、自分に合ったものが見つかるといいと思います。

 

消しゴムを使って図案を消して感じるのは「下絵のラインが消えていくと輪郭がハッキリしてくる」ということです。

すると、作品に息を吹き込まれたかのようにイキイキと感じるようになります。

次の工程の「仕上剤」を塗ってからが完成なのですが、その前に「描いた!」という実感が一足早く湧いてきます。

 

消しゴムで図案を消すことは重要だと感じています。

お気に入りの消しゴムを使ってトールペイントを楽しんでほしいと思います。

トレーシングペーパーの使い方とオススメのトレーシングペーパーを紹介します~トールペイントに必要な道具~

タイトル画像

 

トールペイントに必要な道具を紹介します。

今回は「トレーシングペーパー」です。

 

図案を転写する時に使うものなので、木・布など描くものに関わらず必要な道具です。

トレーシングペーパーによっては特徴が異なるので「どれが良いか分からない・・」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

この記事では、トレーシングペーパーの「使い方」「選び方」など、トールペイントの道具をそろえようとしている初心者の方に役立つことを紹介したいと思います。

 

 

トレーシングペーパーとは

まずはトレーシングペーパーについて紹介します。

トレーシングペーパーは「図案を転写するときに使う半透明の紙」です。

 

トレーシングペーパーは、こんな時に使います。

  • 本やテキストから図案を写すとき
  • 素材に図案を転写するとき

 

絵を描くためには、図案を木や布などに写すことが必要です。

描きたい作品ごとに図案を写しますから何枚も必要になりますね。

 

図案を写す工程は、描き終わるまでには何度もあります。

  • 下書きのために図案を写す。
  • べた塗りが終わった後に図案を足す(見えなくなってしまった部分を補う)
  • その他、必要に応じて図案を足す。

 

 

 

トレーシングペーパーの使い方

トレーシングペーパーの使い方を紹介します。

 

図案の上にトレーシングペーパーを置いて、ペンでなぞり写していきます。

ちなみに図案の写す際に使うペンはお好みのものを使ってください。

(私の経験からですが、だんだん薄くなってしまうので、えんぴつはオススメしません)

 

トレーシングペーパーを使うときの注意点

トレーシングペーパーで図案を写す時の注意点を紹介します。

まずは、トレーシングペーパーを使う時の流れから

 

トレーシングペーパーの流れ

  1. 図案を写す
  2. ペイントを塗る
  3. ペイントで消えた図案を書き足す

 

1~3の作業を繰り返しながら作品を描いていきます。

 

なので、描き終わるまで何度もトレーシングペーパーの図案を手で押さえなければいけません。

作品によっては手で押さえる回数が増え、手の汗によってトレーシングペーパーが縮んでしまうことがあります。

図案を手で押さえる時にはほんの少し気を付けてくださいね。

トレーシングペーパーの選び方

トレーシングペーパーの選び方を紹介します。

トレーシングペーパーを使っていると気が付くと思いますが、このような特徴があります。

特徴その1(厚さ) 特徴その2(大きさ)
厚い 大きい
薄い 小さい

素材に合わせて、トレーシングペーパーを変えるのが良いと思います。

 

木に図案を写す場合

木に図案を写す場合におススメなのが

「薄いトレーシングペーパーを使う」ことです。

 

厚手のトレーシングペーパーを使うと

厚い分だけ図案を転写するときに力が必要です。

自然と筆圧が強くなってしまいます。

 

すると、図案の色が濃くなってしまうだけでなく、

木になぞった痕(へこんでしまう)が残ってしまいます。

そうならないためにも、強く写す必要のない

薄いトレーシングペーパーを使うのがオススメです。

 

布に図案を写す場合

布に図案を写す場合にオススメなのが

「厚いトレーシングペーパーを使う」です。

 

スタイラスを使って柔らかい布に図案を転写するときは、

筆圧を強くしないときれいに図案が写りません。

 

筆圧を強くすると、トレーシングペーパーに穴が開いてしまったり

破けてしまったりしてしまいます。

対策として

トレーシングペーパーの上にビニールを敷いてから図案を写す方法もありますが・・・

めんどうです。

 

そんな中見つけたのが

厚いトレーシングペーパーです。

厚いトレーシングペーパーだと、筆圧を強くしても穴が開きにくく、破れることもありません。

布に図案を転写するときは

厚いトレーシングペーパーがオススメです。

 

 

布に図案を転写する様子を知りたい方はこちらの動画でも出ているので、チェックしてみてください。

 

おススメのトレーシングペーパーはこちら

おススメのトレーシングペーパーを紹介します。

 

  • 薄くて大きいトレーシングペーパー
  • 厚いトレーシングペーパー

 

できるだけお得に入手できるものを紹介します。

 

薄くて大きいトレーシングペーパー

薄くて大きいトレーシングペーパーが売っているのは100均のダイソーです。

 

薄いので「木に描くときに便利」です。

サイズは大きめ(A3サイズ)なので、大きい作品の図案を写すときはもちろん、

小さい作品のときは必要なサイズに切り取って使うことができます。

枚数は10枚入りなので、とても経済的です。

 

大きさを変えて図案を転写するときなど、トレーシングペーパーが必要になるので、

安価なトレーシングペーパーはオススメです。

 

厚いトレーシングペーパー

厚いトレーシングペーパーを売っているのは100均セリアです。

 

厚いので、布に図案を転写するときにおススメです。

 

あとがき

今回は、トールペイントに必要な道具として「トレーシングペーパー」を紹介しました。

一見同じように見えるトレーシングペーパーですが、図案を転写する素材(木・布など)によって向き不向きがあります。

 

また、図案の大きさによって、図案を写しなおす必要もあるので、何枚も必要な道具です。

何枚も必要だからこそ、お得に揃えられるといいと思います。

【必需品】トールペイント「水入れ」の必要性とおすすめ、代用品をご紹介

トールペイント水入れ

トールペイントを気軽にスタート出来るように今回は水入れ容器の説明と代用品を紹介します。

『水入れの働きと必要性』

水入れは次のような時に必要です。

  1. 筆に付いたペイントを洗う時
  2. サイドローディング,ウェットオンウェット、ウオシュ、ウエットオーバードライを描く時
  3. 汚れ、はみ出しをきれいにする時

一つずつ解説します。

1. 筆に付いたペイントを洗う時

もっともイメージしやすいのが筆についたペイントを洗う時ですね。

例えば「下地のベースを描く時」には、たくさんのペイントを筆に付けて描きます。

この場合には描き終わった後にペイントを落とさないと、きれいに描くことができません。

その他、複数色のペイントを使うとにも、筆を洗う頻度は増えます。

しっかり筆を洗わないと、ペイントの色が混ざってしまい、きれいに描くことができないからです。

きれいな作品を描くためにも、水入れは必須です。

2. サイドローディング等を描く時

水入れは、筆についたペイントを洗うだけではありません。

筆に水をふくめる時にも活躍します。

例えば、サイドローディング、ウエットオンウエット、ウォッシュ、ウエットオーバードライ、(トールペイントの描く技法のこと)

サイドローディングを描く時の筆に水をふくめる時やウエットオンウエットやウオシュ、ウエットオーバードライで描く時には、水分をを含んだ絵の具を塗る時に常にきれいな水が必要になります。

このように常に筆を洗い描く時にきれいな水が必要になりますから、きれいな水が複数あると水替えの回数も減りますから便利ですね。

3. 汚れ、はみ出しをきれいにするとき

絵が汚れてしまったりはみ出してしまったりしたときには綿棒に水を含ませてぬぐいます。

その際にも水入れがあればすぐに修正できます。

おすすめの水入れ

おすすめの水入れは、トールペイント専用のものです。

  • 筆が立てられる
  • 筆の奥に詰まったペイントも正しく洗える

そのため、できればトールペイント専用のものをおすすめします。

結論:専用の「ブラシウォッシャー」がおすすめ!

結論としてトールペイント専用として販売されている水入れなら、どれを選んでいただいても大丈夫です。

これらは、ホームセンター・ネットショッピングサイトで購入ができます。

【代用品について】

「 いきなり道具を揃えるのは抵抗が・・・ 」と思う方は、次のようなものでも代用できます。

  • 牛乳パックを2分の1にカットしたもの
  • ジャムなどの空き瓶
  • 100均の水入れ

身の回りのもので気軽にスタートしてみましょう。

100均の水入れの画像
100均の水入れ

牛乳パックの水入れの画像
牛乳パックの水入れ・空き瓶の水入れ

あとがき

今回は、トールペイントに必要な道具として「水入れ」を紹介しました。

水入れは、トールペイントで作品を描くために必要な道具です。

必要ですが、入手も容易で代用品を活用することもできます。

トールペイントを始めてみたい」と思っている方にも準備しやすいので、ぜひ試してみてください。